【白猫テニス】バイパーの思い出
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【目次】
バイパーの思い出
思い出1
さあ、はじめるか。
【キャトラ】
どわっ！バイパーっ！？
なんなのよ、ヤブから棒に！
【バイパー】
藪蛇というヤツだ。
【アイリス】
バイパーさん……それ、
つかいかたが違います……
【キャトラ】
退魔士の仕事は
どうしたのよ！？
【バイパー】
＜元＞退魔士だ。
そこは間違えるな。
【キャトラ】
元退魔士！
あー、そうだったわね。
ごめんごめん。
【キャトラ】
それならこんなところで、
ふらふらしてても
問題ないのね。
【バイパー】
そうだな。まあ俺は、
前から仕事一本で生きている
つもりはなかったが――
【バイパー】
元同僚たちは皆、
それぞれ今の状況を
満喫していることだろう。
【キャトラ】
で、なにを
『さあ、はじめるか』なの？
【バイパー】
テニスだ。
【キャトラ】
わ、わからなかった……
【バイパー】
ラケットを持ちテニスコートに
現れ、あのセリフ。
気づかない方がフシギだが？
【キャトラ】
いやー、ハヤリものに
手をだすってイメージが
なかったからねー。
【バイパー】
流行っているから……
という理由じゃない。
【キャトラ】
だいたいさ、アンタは
口元かくしてるし、ただでさえ
表情が乏しいんだから――
【キャトラ】
大声で
『テニスがしたーい』とか
言わないと伝わらないわよ。
【バイパー】
そんな無邪気な俺が
見たいのか？
【キャトラ】
う……たしかに……
あんまり見たく――
【バイパー】
テニスがしたーい。
【キャトラ】
やるんかいっ！
思い出2
【キャトラ】
【アイリス】
【語り手】
思い出3
【キャトラ】
【アイリス】
【語り手】
思い出4
【キャトラ】
【アイリス】
【語り手】
思い出5
【キャトラ】
【アイリス】
【語り手】
思い出6
【キャトラ】
【アイリス】
【語り手】
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